『アリソン』(時雨沢恵一:メディアワークス電撃文庫)
本日、『アリソン』(時雨沢恵一:メディアワークス電撃文庫)を読了。
いやぁ、おもしろかったです。。
新しい時雨沢氏を見た気がします。
時雨沢さんといえば
WOWOWでアニメ化もされた人気短編連作集「キノの旅(メディアワークス電撃文庫)」が有名ですね。
今「キノの旅」は7巻まで刊行されていて続刊中です。
で、時雨沢氏はデビューしてから短編しか書いてきていなかったわけですが
去年突如として初の長編作品「アリソン」を出版しました。
時雨沢氏の作品は世界観がとてもよいと思います。
ちょっと古めの中世のような感じがする世界で
読んでいると心地よく郷愁的な感じ(決して哀愁感はない)になってきます。
話としても無理のある話ではなく
冒険活劇な感じで飽きさせられませんでした。