『マリア様がみてる チェリーブロッサム』(今野緒雪:集英社コバルト文庫)

マリア様がみてる チェリーブロッサム』(今野緒雪集英社コバルト文庫)を読了。


旧三年が卒業して祐巳世代が薔薇のつぼみに。
で、新キャラの乃梨子瞳子も登場と。

志摩子さんの悩みが温かったのがちょっと拍子抜けだったが
後書きでかいてあった今野氏の発言(若い頃はくだらないことで迷う)というのに概ね同意かも。
菫子さんは今野氏の分身なのかなと思ったり。


なんか山のない話だったなぁ。
乃梨子のキャラは充分に良かったし
志摩子さんも良かったし
さくら云々も良かったのになんでだろうか。

と、考えると瞳子のキャラが明らかに自分好みでないことに気づく。
というか2本立ての前編である乃梨子志摩子視点の方は面白かったけれど
後編の山百合会視点がつまらなかったのかなぁ。


どちらにしろまだ既刊を9/16しか読んでないので
さっさと全て読んでしまいたい。