『9S』(葉山透:メディアワークス電撃文庫)

『9S<ナインエス>』(葉山透メディアワークス電撃文庫)を読了。

あらすじはめんどいので省略(汗)
現代アクションモノですね。



○○家の一族がどうたらというネタを出されるのは
厨臭さがあってちょっと萎えるなぁ。
DADDYFACEでもそうだけれど
かなりご都合的な設定であることは否めない。
ぶっとんだ発明品とかも結構萎える。

主人公も動機付けが微妙だった。
敵キャラも薄すぎる。
設定で唯一良かったのはヒロインか。
地下に幽閉されている最強ヒロインというのは
割とツボかも。

ストーリー自体はそう悪くない気がする。
分かりにくくもないし
読んでいてまあ面白いとおもう。

幽閉された少女が太陽を見て涙し、
逃げられるにもかかわらず自らもとの世界に戻るっていうのも良かった。

設定に目をつぶれば結構面白い作品だったと思う。