『プラネテス4』(幸村誠:講談社モーニングKC)

プラネテス4』(幸村誠講談社モーニングKC)を読了しました。


http://529.hito.thebbs.jp/Madam/1068999265
の続きです。


……すげぇ、感動だ!!

第1部完、なのですが、ものすごくきれいなまとまり方をしています。
前半部はデブリ回収船の仲間の葛藤を描いていて、ここも傑作なのですが、
後半部、木星に旅立った八郎太がついに木星にたどり着く場面での
八郎太から地球への言葉がものすごく鳥肌が立ちました。

「それでも、愛し合うことだけがどうしてもやめられない」

というセリフなのですが、
全4巻を通してのこのセリフはまさしく鳥肌ものです。
その辺の少年マンガなんかには到底できない描写だなぁ。。

間違いなく宇宙飛行士マンガの最高傑作ですね。

下のアリソンも誉めてるので、全部手放しに誉めてる感がありますが、これは桁が違います。
アリソンは普通に面白いだけだけれども、
鳥肌が立つという観点(自分はこれを最重視してたり。読んでいて/見ていてゾクゾクするものは基本的に名作です)
からしても神懸かっているなぁ。