2003-12-13から1日間の記事一覧

『ほしのこえ』(大場惑:メディアファクトリーMF文庫J)

新海誠氏による同名の自主制作アニメのノヴェライズ。 DVDはかなり売れたらしいですね。 〜〜〜 中学三年生のノボルとミカコは将来への不安などを話し合う 友達以上恋人未満の関係だったが 卒業を間近に控えたある日ミカコは軍に接収され宇宙へと旅立ってし…

『まぶらほ〜ノー・ガール・ノー・クライ〜』(築地俊彦:富士見ファンタジア文庫)

魔法使いの繁栄する現代日本で、 落ちこぼれの少年がさらわれた女の子を助けるという なんともベタな話。 テーマ性も微妙だったし話としてもありきたりだった。 そこまで悪くはないので続巻を一応読んでみようと思いました。

『死のロングウォーク』(スティーブン・キング:扶桑社ミステリー文庫)

珍しく外国モノ。 100人の少年がひたすら歩きつづけて 歩けなくなったものから射殺されて最後の一人だけ生き残るなどという 某ちょっと殺し合いをしてもらいます小説のような作品。 極限状態の描写は読んでいて興奮します。

『ザリガニマン』(北野勇作:徳間デュアル文庫)

日本SF大賞を受賞した『かめくん』の姉妹作。 独特ののんびりとした文体が好みです。 世界ってなんだろうと考えさせられ(略

『さすらいエマノン』(梶尾真治:徳間デュアル文庫)

地球が生まれたときから生き物の記憶を引き継ぐ少女エマノンが旅をする話。 生きるってなんだろうと考えさせられました。

『石ノ目』(乙一:集英社)

最近新しい単行本を出した乙一氏の作品。 短編4編が収録されています。 心温まる切ないホラーです。 ジャンプに小畑健さんが漫画化した『はじめ』がよかったなぁ。

『M.G.H. 楽園の鏡像』(三雲岳斗:徳間書店)

日本SF新人賞をとった作品。 宇宙ステーションで殺人事件が起きて云々という話です。 事件単体で十二分に面白くテーマ性も盛り込まれていて激しく良作でした。

031213

今日はやっと熱が下がったので 年賀状を作りつつ本を大量に読みました。