2003-11-25 『暗いところで待ち合わせ』(乙一:幻冬舎文庫) 読書 『暗いところで待ち合わせ(乙一:幻冬舎文庫)』を読了。駅で殺人犯に間違えられた男が 駅の見える全盲の女性の家に忍び込んで 犯人を探しつつ潜伏する というストーリーです。全盲ゆえ社会生活に臆病になっていった女性が 忍び込み男によってすこしずつ心を開いていくのが よく描写されていました。ミステリー要素的にもよかったと思います。乙一氏特有の切なさもあって良作でした。