『NHKにようこそ』(滝本竜彦：角川書店)
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ヒキコモリの佐藤は自分を変える為にクリエイターになろうとする。
が、隣人のオタク山崎に相談すると一緒にエロゲーを作ることになってしまった。
また佐藤は家庭の事情で宗教勧誘員をさせられていた”岬ちゃん”と出会い、
毎晩夜の公園でヒキコモリは良くないと説教を受ける羽目になる。
そんな日常が流れ、3人は三者三様の変化をしていく。
自分自身を見つけるために…
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てなストーリーです。
この人の作品は
http://529.hito.thebbs.jp/Madam/1072445669
で紹介した『ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』も読んだのですが
これもヒキコモリが主人公であり、
しかも作者がヒキコモリであるというなかなかのネタっぷりを発揮しています。
どちらも普通にみれば青春小説として面白いんですが
あとがきなどで作者が自分をネタにしているのをみるとなんだかなぁというのは感じますね。
傑作ではないですが勢いを感じる青春小説で、良作だとおもいます。
