『かりそめエマノン』(梶尾真治:徳間デュアル文庫)

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生命が生まれてからの全ての記憶を母から代々引き継ぐ少女エマノン
ずっと一世代一人だった彼女に、ある世代で二卵性双生児の兄の拓麻が生まれた。
自らの生い立ちに疑問を持つ拓麻はずっと悩みつづけるが、自分が生まれてきた意味を見つける。
それはただエマノンを守ることだったのだ。
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兄弟愛を描いたストーリーですね。
エマノンシリーズはこの作品の前に2作短編集が出ていて、
これが初めての長編になっています。
これを読んで涙腺にうるっと来てしまった自分が
兄弟愛に弱いのだということを改めて自覚。