『七姫物語』(高野和:メディアワークス電撃文庫)
『七姫物語』(高野和:メディアワークス電撃文庫)を読了。
第9回電撃小説大賞金賞受賞作。
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戦国時代の中国っぽい世界。
先王が死に混乱した都市国家で、
ここぞとばかり先王の隠し子であるという姫を擁した各都市が覇権を争う。
その中で七宮カセンという都市の姫に仕立て上げられたのは
トエとテンという二人の若者に拾われたカラスミという9歳の孤児の少女であった。
天下をねらおうとするトエとテンに連れられ、広い世界を見るカラスミ。
隣の都市から攻め入られる経験を経て、
彼女は自分の居場所を見つけ、成長していく。
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てな感じのストーリです。
文章には清涼感があってよかったし、
キャラクタも悪くなかったです。
後書きにもかいてありましたが
作者さんからものすごく思い入れのあるキャラクタなんだそうですね。
世界観も綺麗な感じが伝わってきた良作でした。
今月に2巻が出たので是非買いにいかねば。