『ブラックナイトと薔薇の棘』(田村登正:メディアワークス電撃文庫)

『ブラックナイトと薔薇の棘』(田村登正メディアワークス電撃文庫)を読了。

 

死ねるほどネタバレ注意。
〜〜〜
IT研究部のホームページの常連”天空のアイ”が自殺を仄めかす文章を送ってきた。
IT研の中でも特に”アイ”と親しかった”ブラックナイト”は情報を見つけて横浜までアイを探しに行く。
が、途中で会った”薔薇の棘”といっしょに探すものの手がかりは見つからない。
そんなときに”薔薇の棘”の兄の研究所の教授が有力な情報を見つける。
”アイ”は人工知能を持った廃棄寸前の人工衛星だったのだ。
〜〜〜

SF設定はかなり面白かったし
キャラクターも悪くなかったけれど、
パソコン通信のリアリティのなさが興ざめ。
オチ展開もなんだかダメだったなぁ。。

設定だけ取り出せばホントに傑作になりそうだったのに…
こういうコテコテの青春SFモノは割と好き。