『我が家のお稲荷さま』(柴村仁:メディアワークス電撃文庫)

我が家のお稲荷さま』(柴村仁メディアワークス電撃文庫)を読了。

第10回電撃小説大賞金賞受賞作。

〜〜〜
主人公兄弟の母親の実家は、陰陽五行のうち水をあやつる司祭だった。
そこの神である狐と共に、主人公兄弟は死んだ母親を成仏させる。
〜〜〜
という感じでした。


_| ̄|○ダメだ。

まず、ストーリー的にヤマが感じられないし、
見せ場もなし。

次に、設定も陰陽五行に関するものが半端過ぎ。

さらにキャラクタがクソ過ぎる。。
主人公兄弟のキャラクタが全く立っていなく、
自分勝手な狐がガタガタやっているという感じしか受けられない。


個人的にはかなりの地雷でした。
大賞の『塩の街』(有川浩)
http://529.hito.thebbs.jp/Madam/1075999444
銀賞の『先輩とぼく』(沖田雅)
http://529.hito.thebbs.jp/Madam/1076262114
と比べてもぬるすぎるなぁ。