『ゆらゆらと揺れる海の彼方』(近藤信義:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840225729

第9回電撃ゲーム小説大賞の2次選考通過作品。
割と面白かったです。
クライマックスの増援が入るところはゾワっとしました。
ただ、冥海の雰囲気がイマイチ不明瞭だったり、序盤の少女の伏線が完全スルーされていたのは、マイナスポイント。
壮大な本編のプロローグと見れば、伏線スルーは問題ないのだけれど、冥海のイメージがイマイチ沸かないのがもったいない。無重力だという設定も無視られてるし。悪くはないんだけどなあ。