感想

週刊少年サンデー2004-34

今週は454Pで、先週とほぼ変わらず。『美鳥の日々』(井上和郎)と『かってに改蔵』(久米田康治)が最終回。 合併号を挟んだといえ2号連続休載なしは嬉しいですね。・『史上最強の弟子ケンイチ』(松江名俊)アパチャイ過去編はいまいち。来週から本編に戻るよう…

週刊少年マガジン2004-32

今週は連載巻頭カラーが『M.I.Q.』(浅井信吾)で、センターカラーが『ツバサ』(CLAMP)。ページ数は512Pで、先週より激増。『餓狼伝BOY』が最終回。・『M.I.Q.』(浅井信吾)ああ、ダメだw 金儲けものは大抵失敗に終わると思うんだけれど、これもなんかなあ。画…

週刊少年サンデー2004-32・33

今週は456Pで、先週と比べると減少。休載が一本も無いのになんでだろうと思って数えてみると、各連載が短い。もっとも、クソ読みきり合計56P読まされた先週と比べれば遥かに満足でしたがwセンターカラーは『道士郎でござる』と『からくりサーカス』。『美鳥…

『A LOT OF』(TAGRO:大都社:Daito Comics)ISBN:4886538231

うっわ。『変態生理ゼミナール』(TAGRO:大都社:Daito Comics)ISBN:488653807Xトルも表紙も普通だったので安心して買ったら、やっぱり…… ああ、もうだめだ。 そういえば、友人10名ほどに『変態生理ゼミナール』を貸したら、概ね好意的な反応が(もちろん照れ…

『ブルー・ハイドレード 〜融合〜』(海原零:集英社:集英社スーパーダッシュ文庫)ISBN:4086301911

おお、これは面白い。 ちまたでは、潜水艦関連の描写がぬるいだとかキャラがDQNばっかりだとかいろいろ言われているようだけれど、自分は潜水艦モノは初体験だし(徳間デュアル文庫にあったラーゼフォンの神林長平版は既読だけれど)キャラに感情移入しながら…

『ROOM NO.1301 #2 同居人は×××ホリック?』(新井輝:富士見書房:富士見ミステリー文庫)ISBN:4829162600

両方読了。 自分がモテないと思いこんでいた美形でちょっと流されやすくて料理が巧い高校生絹川健一は、ある日クラスメイトの大海千夜子から告白される。だが、健一は告白されたにも関わらず、別の女性と関係を結ぶことになり…… ストーリーだけ見ると頭のユ…

『ROOM NO.1301 おとなりさんはアーティスティック!?』(新井輝:富士見書房:富士見ミステリー文庫)ISBN:4829162244

『医龍』6巻(乃木坂太郎:小学館:ビッグコミックス:ビッグコミックスペリオール)ISBN:4091865666

医療マンガの中ではダントツにこの『医龍』が好き。キャラはカッコよくてストーリーは面白いし作画もシャープで好みだし演出も非常に巧い。『ブラックジャックによろしく』(佐藤秀峰:講談社:モーニングKC:モーニング)とか『ゴッドハンド輝』(山本航暉:講…

『武装錬金』3巻(和月伸宏:集英社:ジャンプコミックス:週刊少年ジャンプ)ISBN:4088736303

収録は2003-49掲載第18話から2004-08掲載第26話まで。ストーリーで言うと斗貴子さん解毒→カズキ錬金の戦士に→特訓→早坂姉弟編(前半)くらい。 アツくてクサくていいなあ。核鉄周りの設定だとかストーリー展開とかはぬるいんだけれど、とにかくアツいのが好印…

『DEATH NOTE』2巻(小畑健・大場つぐみ:集英社:ジャンプコミックス:週刊少年ジャンプ)ISBN:4088736311

さて、DEATH NOTEの2巻。収録は2004-10掲載第08話から2004-18掲載第16話まで。ストーリーで言うとレイ・ペンバー編(後半)・美空ナオミ編・盗聴機編(前半)というところ。 ああ、やっぱすごいわ。大場つぐみが誰だか、ホントにそれが気になってしかたがない。…

『夏のロケット』(川端裕人:文藝春秋:文春文庫)ISBN:4167662019

これはおもしろかった。 川端氏の作品は『せちやん』も面白かったと記憶。 どこがおもしろいかといわれると、やっぱりネタが面白いんだろうけれど、とにかく読んでいてドキドキハラハラ(死語)できてよかったなあ。

『フィリシエラと、わたしと、終わりゆく世界に1 ゆき、ふりつむ』(今田隆文:富士見書房:富士見ファンタジア文庫)ISBN:4829116153

うーん、微妙だ。 AIというのは燃え萌え対象なワケで、実際設定の部分はツボった。ものの、文章の淡白さと展開の平坦さがどうも自分には受けなかった。世界観はホントにツボだったのだけれど、どのキャラも人間味がなかったような。AIでもどこかしら人間臭さ…

『嘘つきは妹にしておく』(清水マリコ:メディアファクトリー:MF文庫J)ISBN:4840106746

うーん。こういう雰囲気の作品はあまり好きではなかったり。電撃文庫で言うと『放課後のストレンジ』(大崎皇一)だとか、『シャドウテイカー』(三上延)だとか、『桜色BUMP』(在原竹広)だとか『悪魔のミカタ』(うえお久光)だとかね。よっぽどつぼに嵌まるもの…

少年マガジン2004-31

今週は表紙が『はじめの一歩』(森川ジョージ)・巻頭カラーが『あひるの空』(日向武史)。センターカラーは無しで、休載は『ツバサ』(CLAMP)と『ゴッドハンド輝』(山本航暉)。ページ数は476Pで、先週より激減。・『あひるの空』(日向武史)ここ数週調子がいいな…

週刊少年サンデー2004-31

今週は、巻頭カラー『MAJOR』(満田拓也)・センターカラー『モンキーターン』(河合克敏)・『名探偵コナン』(青山剛昌)『かってに改蔵』(久米田康治)『KATSU!』(あだち充)が休載。ページ数は470Pで先週より増えましたね。 先週の予告であった『MAJOR』の衝撃NE…

『NHKにようこそ』1巻(滝本竜彦・大岩ケンヂ:角川書店:角川コミックス・エース)ISBN:4047136360

おお、すげえ。 エース本誌では飛び飛びにしか読んでいなかったのだけれど、もう最高ですよw 大岩ケンヂは『GOTH』(乙一・大岩ケンヂ:角川書店:角川コミックス・エース)ではじめて知ったのだけれど(デビュー作はこれだったっけか?)、ギャグもシリアスも…

『げんしけん』4巻(木尾士目:講談社:アフタヌーンKC)ISBN:4063211622

単行本なのにセンターカラーがついているとは、随分と大盤振る舞いな気がする。しおりが封入されてることも知らずに購入したので、ちょっと得したような。ちなみに私のに入ってたのは春日部でした。斑目とか引いたらどうしようかとw 一番人気なのは大野さん…

『ゆびさきミルクティー』3巻(宮野ともちか:白泉社:ジェッツコミックス)ISBN:4592134591

うをっ。 連載は丁度この単行本の次から読み始めたので、話がやっとつながりました。 なんか、もう、神。 三角関係と、主人公の自己嫌悪&自己愛を中心とした話の展開は普通に面白いのだけれど、それよりなにより、作者は“わかってる”よなあ。場面々々で、こ…

『ゆらゆらと揺れる海の彼方』(近藤信義:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840225729

第9回電撃ゲーム小説大賞の2次選考通過作品。 割と面白かったです。 クライマックスの増援が入るところはゾワっとしました。 ただ、冥海の雰囲気がイマイチ不明瞭だったり、序盤の少女の伏線が完全スルーされていたのは、マイナスポイント。 壮大な本編のプ…

少年マガジン2004-30

今週は506Pで、先週と比べると微増。しっかし、マガジンは表紙を1P目・表紙裏を2P目・グラビア1P目を3P目と数えるのに、裏表紙はP数に入っていないのはなんでだろう。 今回は餓狼伝BOYがやばかった。格闘マンガの有名どころとして『天上天下』(大暮維人:集…

週刊少年サンデー2004-30

今週は『MAJOR』(満田拓也)が2週連続の休載。ページ数は452Pで、先週より激減したものの、連載陣が揃いもそろって山場だったので満足度がかなり高かった号でした。・『道士郎でござる』(西森博之)うーん、女性キャラが出てきたものの、『天使な小生意気』の…

『A/Bエクストリーム ニコラウスの仮面』『アプラクサスの夢』(高橋弥七郎:メディアワークス:電撃文庫)

『A/Bエクストリーム』シリーズの2.3作目。 面白いんだけど、面白いんだけど、超絶的に読みにくい。 『灼眼のシャナ』シリーズでもそうだけれど、とにかく高橋弥七郎氏の文章は読みにくい。 話は面白いし、脳内映像化すれば絵になるのだけれど、特に戦闘シー…

『アンダー・ラグ・ロッキング』(名瀬樹:メディアワークス:電撃文庫)

おお、コレはいい。 某所では非常に評判が悪いのだけれど、自分はかなり気に入った。 強制徴兵されて狙撃兵に仕立て上げられた少年少女が依存しあいながら生きていくという話なのだけれど、とにかく切ない。 全てを語るのではなくて、エピソードを数個ポンポ…

『ヴぁんぷ!』(成田良悟:メディアワークス:電撃文庫)

うーん。なんだかなあ。 ヒャッハア!はしてたのだけれど、それだけか。 吸血鬼ネタとしての新しさも感じられなかったし、ストーリーもぬるかったし、凄い場面も特になかったし。 つまらなくはなかったのだけれどなあ。

『先輩とぼく2』(沖田雅:メディアワークス:電撃文庫)

うーん、なんだかなあ。 1巻のようなキレたノリがなく、なんともつまらない。 このキャラクターたちでハートフルコメディをやっても、そんなに面白くはないよなあ。 元々笑えるだけのシリーズだったのが、笑えさえしなくなった気がする。

『Hyper Hybrid Organization 00-01 訪問者』(高畑京一郎:メディアワークス:電撃文庫)

『Hyper Hybrid Organization』シリーズの前日談。 現代における秘密結社ユニコーンの成り立ちに多いに関係あるんだろうなあ。といっても、内容はラノベラノベしくなく、完全にヤクザ小説なんですがw 相変わらずキャラクタたちはカッコイイし、話もズンズン…

『恋風 第31話「夏の終わり」』(吉田基已:講談社:イブニング2004-14)

イブニングは完全に恋風目当てに偶数号だけ買っている自分。 今回もものすごいなあ。吉田基已の演出は毎度毎度凄いと思う。 427Pの4コマ目に外の風景を映すところやら、432P4・5コマ目電車の描写やら、443Pの心中するの?をあえて大ゴマを使わずに5コマ目の…

『鋼鉄のガールフレンド2nd』2巻(林ふみの:角川書店:Asukaコミックス)ISBN:404924974X

う〜ん、イマイチ。 結局絵柄がダメダメだし、エヴァエヴァしくないなあ(謎)。 うまいシーンもないし、構成の妙とかもないなら、もっと映える絵柄を描ける人を起用すべきではなかったのかと。 といいつつ惰性で買ってしまうorz

『暗号名(コードネーム)はBF(ベイビーフェイス)』1巻(田中保左奈:小学館:少年サンデーコミックス)ISBN:4091271316

待望の単行本1巻。 妙にアニメチックな画面ではあるけれど、話の作りがきっちりしていますね。これで大局に絡んでくるテーマなんかが見えてくればさらにいいんだろうけれど、かといって、まだそういうのに縛られるような時期でもないよなと。 マンネリ化して…

『結界師』3巻(田辺イエロウ:小学館:少年サンデーコミックス)ISBN:4091270638

修行編と斑尾編を収録。 今までの連載分の中では修行編3部作(第17-19話『良守の日々』(前中後編))が一番好きなのだけれど、やっぱり結界師は良守と時音が二人とも絡んでこないと面白くないかも。 結局良守が結界師をやってる理由が時音にあるのに、その辺の…