『クリスタル・コミュニケーション』(あかつきゆきや：メディアワークス電撃文庫)

『クリスタル・コミュニケーション』(あかつきゆきや：メディアワークス電撃文庫)を読了。

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朝人が大学受験の会場で出会ったケイは実は超能力者だった。
サイコメトリーと未来予知、
そしてテレパス――人の心が見える――ができてしまうケイとのふれあいを通じて、
人の心の汚さを知る朝人。
ケイの超能力を使って人助けをしようとするが
それでもどうしようもないことがあるということに気付く朝人。
そしてケイの痛みを朝人は理解する。
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という感じのストーリー。

4月に電撃文庫からこの人の新刊が出るので
それに備えて(？)読んでみました。

テレパスというのは新しさのカケラもないジャンルではありますが、
人の心というテーマをちゃんと書いている点が好感を持てますね。

衝撃的なラストでしたが、
読了感が良かったですね。

別にライトノベルレーベルから出さなくても行けそうな
良作だと思いました。
このレベルを維持できればスゴイな。