『吸血鬼のおしごと』(鈴木鈴:メディアワークス電撃文庫)

『吸血鬼のおしごと』(鈴木鈴メディアワークス電撃文庫)を読了。
第8回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞受賞作品。

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冴えない吸血鬼の月島晃史は、惨殺された少女の幽霊を拾う。
時を前後して、日本にやってきたシスターのレレナも晃史に拾われる。
そんな折、晃史の使い魔の猫ツキと、その相棒モザイクが惨殺死体を発見する。
二人は犯人を捕まえようとするが…
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という感じのストーリー。


う〜ん、なんか弱い。
キャラは薄くこそないが、どこか類型的で個性がないように感じられてしまう。
ストーリーも主人公の行動原理が薄いからかどこかぬるくなってるし、
なにより山が弱い。
文章はうまいんだけど、そんなに面白くないなぁ。

シリアスではなくコメディと読むべきなのかもしれないが、
そっちにしても微妙だしなぁ。。


まあ、2巻は買ってあるので気が向いたら読んでみよう。。