『冬の教室』(大塚英志:徳間デュアル文庫)
雰囲気としては、徳間デュアル文庫から2000年に2冊出たアンソロ集
『少年の時間』(上遠野浩平・菅浩江・杉本蓮・西沢保彦・平山夢明・山田正紀)
『少女の空間』(小林泰三・青木和・篠田真由美・大塚英志・二階堂黎人・梶尾真治)
の作品らみたいな感じ。
上の2冊はここに感想書かなかったけれど、
どちらも、『ファウスト』(講談社)な雰囲気がするんだよなぁ。
『ファウスト』のなかでは西尾維新の『新魔法少女りすか』が異質な感じがするのだけれど、
それ以外の作品には上の2集や『冬の教室』と同じテイストがする。
そういえば、全部短編だなぁ。
こういう感じのモノを自分は今まで読んでこなかったので、なかなか新鮮。
ライトノベルでは全くないし、不条理幻想短編とでも言えばいいのか。
カフカの『変身』みたいなもんなのか?これは。
もしこれ見てる方でこういうののジャンル分けのようなものをご存知の方は教えてください(願