ライトノベル

『ゆらゆらと揺れる海の彼方』(近藤信義:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840225729

第9回電撃ゲーム小説大賞の2次選考通過作品。 割と面白かったです。 クライマックスの増援が入るところはゾワっとしました。 ただ、冥海の雰囲気がイマイチ不明瞭だったり、序盤の少女の伏線が完全スルーされていたのは、マイナスポイント。 壮大な本編のプ…

成田良悟バウワウ!のシリーズ名は越佐大橋シリーズ

成田良悟氏のサイトRESISTANCE黒子SHOW内の仕事の部屋によると、『バウワウ! Two Dog Night』(電撃文庫)と『Mew Mew! Crazy Cat's Night』(電撃文庫)のシリーズ名は“越佐大橋シリーズ”らしいですね。 なんか、ラノベらしくないシリーズ名だw

『A/Bエクストリーム ニコラウスの仮面』『アプラクサスの夢』(高橋弥七郎:メディアワークス:電撃文庫)

『A/Bエクストリーム』シリーズの2.3作目。 面白いんだけど、面白いんだけど、超絶的に読みにくい。 『灼眼のシャナ』シリーズでもそうだけれど、とにかく高橋弥七郎氏の文章は読みにくい。 話は面白いし、脳内映像化すれば絵になるのだけれど、特に戦闘シー…

『アンダー・ラグ・ロッキング』(名瀬樹:メディアワークス:電撃文庫)

おお、コレはいい。 某所では非常に評判が悪いのだけれど、自分はかなり気に入った。 強制徴兵されて狙撃兵に仕立て上げられた少年少女が依存しあいながら生きていくという話なのだけれど、とにかく切ない。 全てを語るのではなくて、エピソードを数個ポンポ…

『ヴぁんぷ!』(成田良悟:メディアワークス:電撃文庫)

うーん。なんだかなあ。 ヒャッハア!はしてたのだけれど、それだけか。 吸血鬼ネタとしての新しさも感じられなかったし、ストーリーもぬるかったし、凄い場面も特になかったし。 つまらなくはなかったのだけれどなあ。

『先輩とぼく2』(沖田雅:メディアワークス:電撃文庫)

うーん、なんだかなあ。 1巻のようなキレたノリがなく、なんともつまらない。 このキャラクターたちでハートフルコメディをやっても、そんなに面白くはないよなあ。 元々笑えるだけのシリーズだったのが、笑えさえしなくなった気がする。

『Hyper Hybrid Organization 00-01 訪問者』(高畑京一郎:メディアワークス:電撃文庫)

『Hyper Hybrid Organization』シリーズの前日談。 現代における秘密結社ユニコーンの成り立ちに多いに関係あるんだろうなあ。といっても、内容はラノベラノベしくなく、完全にヤクザ小説なんですがw 相変わらずキャラクタたちはカッコイイし、話もズンズン…

『しずるさん』シリーズ第2巻(上遠野浩平:富士見書房:富士見ミステリー文庫)9月に発売

【FB】富士見ミステリー文庫 新刊情報より。 おお、やっとしずるさんが出るなあ。 ファンタジアバトルロイヤルに載ってたイラストノベル(?)は収録されるんだろうか。。

『ポストガール3』(増子二郎:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:484022689X

相変わらず面白い。どの編もちゃんと話が動き、それでいてまとまっている。短編なのにすごいよなあ。このシリーズの特長である人工知能のこころの描写も良かった。 ただ、この人は遅筆なのが痛いなあ。 重傷ではないけれど、1冊/8ヶ月はちょっと遅いかも。。

『ルナティック・ムーンⅢ』(藤原祐:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840226873

設定はかなり練られていそうだし、雰囲気のいい感じの昏さがツボ。 1巻の頃は不自然だという印象を受けたキャラの感情描写や行動も、説得力がでてきている気がする。どんどん面白くなってきてるなあ、このシリーズ。 それはそうと、作者サイト埋没式フラクタ…

『スカイワード』(マサト真希:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:484022692X

10期3次落選=2次通過作品。 キャラがイマイチ魅力的じゃなかったり、レースシーンのクライマックスシーンがぬるかったけれども、ストーリーは敗北→努力→勝利を巧く感動的に描いているし、ラストシーンもかなり絵になっていてよかった。 10期の中で唯一マト…

『9S<ナインエス>Ⅲ』(葉山透:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840226911

シリーズ化が決定したのに伴い、この巻は3話目の上巻にあたることに。 完全に下巻と一つになってるわけなので、これといって山場があるわけでもなく伏線張りに終始していたものの、由宇が闘真と話すシーンは感動。 下巻での更なる盛り上がりに期待。

『空ノ鐘の響く惑星で(3)』(渡瀬草一郎:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840226865

両陣営がそれぞれ動き始めて、話を追ってるだけで面白い。 第2王子レージク側は外国の伏線も張られたし、フェリオ側も来訪者やらなんやらが動き始めてるなあ。 ウルクとフェリオの絡みも微笑ましい。 まだまだ続かないと完結しないわけで、間違っても売れな…

『キーリ』(壁井ユカコ)ラジオドラマ化決定

ソースは電撃hpVolume.30内記事 7/24放送開始ということは、そろそろ脚本とかできてるわけで、ということは新刊を書くのと同時に壁井さんは短編二つも書いていたわけで。 自称遅筆にしては充分過ぎる働きに感激。 本人のサイトパルプチャンネル内の日記では7…

040617

今日は秋葉原で 『ゆびさきミルクティー』1.2(宮野ともちか:白泉社:ジェッツコミックス) 『ツバサ』6(CLAMP:講談社マガジンKC)ISBN:4063633934 『xxxHOLiC』4(CLAMP:講談社KCDX)ISBN:4063348814 『鋼鉄のガールフレンド2nd』(林ふみの:角川書店:Asuka…

『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』(佐藤友哉:講談社:講談社ノベルス)ISBN:4061821962

『フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人』(佐藤友哉:講談社:講談社ノベルス)を読了。 のっけから凄い。妹がレイプされて自殺→レイプしたヤツらの娘を拉致監禁とは。拉致って監禁するまでの流れは緊迫していて面白かったし、登場人物の役割としての絡み方…

『シャドウテイカー』(三上延:メディアワークス:電撃文庫)ISBN:4840226970

同作者の『ダーク・バイオレッツ』と物語構造はほとんどいっしょだったけれど、それよりも断然面白かった。 ただ、作中に出てくる物語のあたりがぬるかったかなあ。そこをもう少し盛り上げられたら良かったかと。 とはいえ、キャラもよかったし筋も面白かっ…

『グレネーダー』(海瀬壮祐:角川書店:エースコミックス)『トリニティ・ブラッド ROM』(吉田直:角川書店:スニーカー文庫)アニメ化?

MOONPHASE雑記[2004-06-16]より。 グレネーダーって人気あったのか。。

『マルドゥック・スクランブル』(冲方丁:早川書房:ハヤカワ文庫JA)プロモムービー

各所で話題になっている、ぶらりずむ黙契録内で公開されてるマルドゥック・プロモーションMOVIEですが、非常にカッコイイです。原作既読の方はもちろん、未読の方も見てみてはいかが。

『イリヤの空、UFOの夏』アニメ化決定!

http://www.toei-anim.co.jp/animeister/iriya/ キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!! 『イリヤの空、UFOの夏』アニメ化決定です。 電撃hp30号にも情報が載ってるらしいですね。 2005年1月から放送開始だとか。東映のアニマイスターというレーベルが制作するらしい…

空の境界って実際どうよ?その2

空の境界って実際どうよ?(はてなダイアリー - らいぼーの憂鬱[2004-06-14])について、永字八法[2004-06-14]で (前略) ネタは素晴らしい、しかし文章にはクセがある。 ……おおむねこんなとこじゃないのかな?等いろいろと言及が。ありがとうございます。 そ…

空の境界って実際どうよ?

『空の境界』(奈須きのこ:講談社ノベルス) ISBN:4061823612 ISBN:4061823620 今各所で話題になっている『空の境界』ですが、どこもかしこも“月姫が”“TYPE-MOONが”という話ばかりで、肝心の内容についてもTYPE-MOON作品との絡みにしか言及されていないような…

『アリソンIII<下> 陰謀という名の列車』(時雨沢恵一:メディアワークス電撃文庫)ISBN:4840226814

いまさら『アリソン』シリーズの完結編の感想を。 うーん、列車砲とかは燃えたのだけれど、なんかイマイチ。 こじんまりとまとまりすぎてる感があるなあ。 アリソンも暴走しないし、なんだかぬるい感じはする。 物足りないとはいえ、一応巧くまとまってはい…

『リバーズ・エンド aftrer days』(橋本紡:メディアワークス電撃文庫)ISBN:4840226849

『リバーズ・エンド aftrer days』(橋本紡:メディアワークス電撃文庫)を読了。 拓己から唯への答えも見つかったし、ケリをつけるという面で後日談の短編しててよかった。 やっぱり橋本紡は淡い感触を描くのが巧いなあ。 特にこれといったモノはないけれど、…

『とある魔術の禁書目録(2)』(鎌池和馬:メディアワークス電撃文庫)ISBN:4840227012

『とある魔術の禁書目録(2)』(鎌池和馬:メディアワークス電撃文庫)を読了。 また御坂美琴もといビリビリタンがでてきませんでしたねwそれ以外にも細部で(?)なところがあったりなかったり。 あと、やっぱりキャラの出し方がイマイチ。巫女さんこと姫神秋沙…

『復活の地Ⅰ』(小川一水:ハヤカワ文庫JA)

『復活の地Ⅰ』(小川一水:ハヤカワ文庫JA)を読了。 SFはあまり読まないので書ける感想もないのですが、綿密な取材に基づいた作品なんだろうなあ、やっぱり。 災害関連の描写が素人目にすごそうに見える。これはSF的にはどうなんだろう? あと、キャラクタな…

電撃文庫最新動向まとめ

いろいろなところで既出だけれど、自分用に纏めてみよう。●新刊情報 電撃文庫電撃hpメールマガジン「電撃bootleg」より □■どこよりも早い!! 7月の新刊予定(2004年7月10日発売)■□ ●Missing11 座敷童の物語・完結編 著/甲田学人 イラスト/翠川しん ●灼眼のシ…

040609

本日は友人らと秋葉原に行って 『ディバイデット・フロント』(高瀬彼方:角川スニーカー文庫) 『復活の地Ⅰ』(小川一水:ハヤカワ文庫JA) 『とある魔術の禁書目録<インデックス>(2)』(鎌池和馬:メディアワークス電撃文庫) 『Hyper hybrid Organization00-0…

『空の境界』(奈須きのこ:講談社ノベルス)下巻読了

放心状態です。 いや、すごかった。。 こういうモノには弱いのを自覚してはいるんだけれど、心にズンと響きました。 何度でも読み返したいな。

『空の境界』(奈須きのこ:講談社ノベルス)上巻読了

『空の境界』(奈須きのこ:講談社ノベルス)上巻を読了。 うわあ、すごいよ、やばいよ。。 場面の絵と音がものすごく巧く演出されてるなあ。 鳥肌の立つカットが数個ありました。 それはおいておいて、とにかくヒロインの両儀式がカッコ良すぎる。 下巻の表紙…